システムトイレを使っているのに、猫砂やシートまわりのにおいが気になることはありませんか?
システムトイレは、専用サンドとシートで猫のオシッコを分けて処理する仕組みですが、猫砂だけを変えてもにおいが残る場合があります。大切なのは、専用サンド、シート交換、掃除頻度、置き場所をまとめて見直すことです。
この記事では、システムトイレのにおいを抑えるには、専用サンドだけでなくシート交換やトレー掃除もあわせて見直すことが大切です。
この記事でわかること
- ✅ システムトイレで猫砂やシートのにおいが残る主な原因
- ✅ においが気になりにくい状態
- ✅ 猫砂を変える前に確認したい交換頻度と使い方のポイント
システムトイレの猫砂は臭わない?最初に見直すポイント
システムトイレの猫砂がにおいが気になりにくいかどうかは、猫砂そのものの消臭力だけで決まりません。専用サンドの量、シートの交換頻度、すのこやトレーの汚れ、部屋の換気などが重なると、においが残りやすくなります。
まずは「猫砂を変えるべきか」よりも、「今の使い方でにおいの元が残っていないか」を確認することが大切です。
使い方を確認してから猫砂を選ぶと、合わない商品を選びにくくなります

① においは猫砂だけでなくシートや使い方でも変わる
システムトイレのにおいが気になると、まず猫砂の消臭力を疑いたくなります。ただ、実際にはシートの交換が遅れていたり、すのこ下のトレーに汚れが残っていたりすることもあります。
システムトイレは、上段の猫砂で猫のオシッコを受け止め、下段のシートへ通す仕組みです。そのため、上の猫砂だけがきれいに見えても、下のシートやトレーににおいの元が残っている場合があります。
例えば、猫砂を新しくしても数日でに数日でまたにおいが気になる場合は、シートの吸収量やトレーの汚れを確認しましょう。猫砂だけを変えるより、まず全体の流れを見る方が原因を見つけやすくなります。
② 専用サンドは猫のオシッコを固めるより下へ通す役割が中心
システムトイレ用の専用サンドは、一般的な固まる猫砂とは役割が違います。多くの場合、猫のオシッコを固めて取り除くのではなく、下のシートへ通しながら、表面のにおいを抑える役割があります。
この違いを理解しないまま使うと、「固まらないため汚れが見えにくい」と感じてしまうことがあります。しかし、粒の表面には少しずつにおいが残るため、長く使い続けると猫砂自体からにおいが出ることもあります。
また、システムトイレ対応ではない猫砂を使うと、すのこに詰まったり、猫のオシッコがうまく下へ落ちなかったりする場合があります。専用サンドを選ぶときは、トイレ本体に対応しているかを確認しましょう。
③ 砂・シート・掃除頻度をセットで確認する
システムトイレでにおいを抑えたい場合は、砂、シート、掃除頻度をセットで見直すことが大切です。どれか1つだけ整えても、別の場所ににおいの元が残ると部屋に広がりやすくなります。
まずは、猫砂の量が足りているか、シートが湿りすぎていないか、トレーやすのこに汚れが付いていないかを順番に確認しましょう。特に多頭飼いでは、表示されている交換目安よりも早く汚れることがあります。
このように、システムトイレは「猫砂だけの問題」と考えない方が対策しやすいです。毎日の軽い確認と、定期的な全体掃除を組み合わせると、においが強くなる前に気づきやすくなります。
システムトイレで猫砂やシートのにおいが残る原因
システムトイレのにおいが残る原因は、猫砂の性能不足だけではありません。シート交換、砂の量、トレーの汚れ、部屋のこもりやすさなど、複数の要素が関係します。
ここでは、システムトイレのにおいが気になるときは、シート、サンド、すのこ、トレー、換気の順に確認すると原因を見つけやすくなります。
| 原因 | 確認する場所 | 優先度 |
|---|---|---|
| シートの交換が遅れている | 下段トレー、シートの湿り具合 | ★★★★★ |
| 専用サンドの量が少ない | 上段の砂の深さ、すのこの見え方 | ★★★★☆ |
| すのこやトレーに汚れが残る | すのこ裏、トレーの角、端 | ★★★★★ |
| 置き場所や換気で空気がこもる | 置き場所、換気、湿気 | ★★★☆☆ |
| 多頭飼いで使用量が多い | トイレ数、交換頻度、掃除回数 | ★★★★☆ |
表の中でも、最初に確認したいのは、シートとトレーです。ここににおいの元が残ると、猫砂を新しくしても、また部屋のにおいが気になりやすくなります。
① シートの交換頻度が使用状況に合っていない
システムトイレのにおいで特に見落としやすいのが、シートの交換頻度です。商品の表示では数日から1週間程度使えるものもありますが、実際の交換タイミングは猫の頭数、猫のオシッコの量、季節、部屋の湿気によって変わります。
例えば、1匹でも水をよく飲む猫や、使用回数が多い猫では、シートが早く湿りやすくなります。多頭飼いで同じトイレを使っている場合は、表示目安より早めに確認した方が安心です。
シートからツンとしたにおいがする、トレーを開けたときに湿気がこもっている、端まで色が広がっている場合は交換の合図です。においが強くなる前に取り替える方が、部屋に広がりにくくなります。
② 専用サンドの量が少なく、においを抑えにくい状態になっている
専用サンドの量が少ないと、猫のオシッコが一部に集中しやすくなります。砂全体で、においを抑えにくくなり、すのこやトレーに汚れが直接つきやすくなります。
特に、すのこが見えるほど砂が少ない場合は注意が必要です。猫が砂をかいたときに底が見えると、猫のオシッコが偏った場所に流れたり、うんちのにおいが広がりやすくなったりします。
ただし、砂を多く入れすぎればよいわけではありません。入れすぎると飛び散りが増えたり、すのこの通りが悪くなったりすることがあります。使っているトイレ本体の目安量を確認し、猫がかきやすい深さを保つことが大切です。
③ すのこやトレーの汚れが見落とされている
システムトイレは、上から見ると猫砂がきれいに見えることがあります。しかし、すのこの裏やトレーの角には、猫のオシッコの成分や細かい汚れが残りやすいです。
この汚れは、毎日の掃除だけでは気づきにくい場所です。シート交換のときにトレーを開けて、端や底にぬめり、湿り、変色がないか確認しましょう。すのこの裏側ににおいが残ると、猫砂を交換してもすぐにまたにおいが気になることがあります。
洗うときは、強い香りでにおいを覆うより、汚れを落としてしっかり乾かすことが大切です。
本体を洗ってもにおいが残る場合は、猫のトイレ臭いで部屋が気になる時の対策|臭いがこもる原因も解説も参考になります。
④ 多頭飼い・賃貸のワンルームではにおいがこもりやすい
同じシステムトイレでも、暮らす環境によってにおいの感じ方は変わります。多頭飼いでは使用回数が増えるため、シートや猫砂が早く汚れます。賃貸のワンルームではトイレと生活空間が近く、少しのにおいでも気になりやすいです。
また、換気しにくい場所や湿気が多い場所では、においがこもることがあります。玄関近く、洗面所、部屋の隅などに置いている場合は、空気の流れも確認しましょう。
ただ、置き場所だけで解決しようとすると、猫が使いにくくなる場合もあります。人には目立ちにくい場所でも、猫が落ち着いて使えないとトイレを避けることがあります。におい対策と猫の使いやすさを両方見て決めることが大切です。
においが気になりにくい専用サンドの選び方
システムトイレで猫砂を選ぶときは、消臭力だけで判断しないことが大切です。専用サンドは、トイレ本体との相性、粒の大きさ、粉立ち、猫の好みなども関係します。
ここでは、専用サンドを選ぶときは、消臭力だけでなく粒の大きさ、粉立ち、猫の使いやすさも確認しておきましょう。
| 選び方 | 確認ポイント | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 消臭力 | 猫のオシッコやうんちのにおいを抑えやすいか | においが気になりやすい家庭 |
| 粒の大きさ | 猫がかきやすいか、足につきにくいか | 飛び散りを減らしたい家庭 |
| 粉立ちの少なさ | 補充時や猫がかいたときに粉が舞いにくいか | 掃除の手間を減らしたい家庭 |
| トイレ本体との相性 | システムトイレ対応か、すのこに詰まりにくいか | 専用トイレを使っている家庭 |
| 香りの有無 | 猫が嫌がらずに使えるか | 香りに敏感な猫がいる家庭 |
この表は、商品を選ぶ前の確認用です。実際に買うときは、使っているシステムトイレの対応商品や注意書きも確認しましょう。
① 消臭力だけでなく猫が使いやすい粒を選ぶ
システムトイレの猫砂を選ぶとき、消臭力は大切です。ただし、消臭力だけを重視すると、猫が使いにくい粒を選んでしまうことがあります。
例えば、粒が大きすぎると足ざわりを嫌がる猫もいます。一方で、細かすぎる粒は飛び散りやすく、掃除の負担が増える場合があります。猫が砂をかく様子や、トイレ後にすぐ出てこないかも確認しましょう。
人には『においが少ない』と感じる猫砂でも、猫が使わなくなってしまうと意味がありません。新しい専用サンドを試すときは、いきなり全部を入れ替えず、今の砂に少し混ぜながら様子を見ると負担を減らしやすいです。
② システムトイレ対応の猫砂か確認する
システムトイレには、専用サンドや対応する猫砂があります。通常の固まる猫砂を使うと、すのこに詰まったり、下のシートへ猫のオシッコが落ちにくくなったりすることがあります。
そのため、購入前には「システムトイレ対応」「専用サンド」「すのこタイプに使える」などの表示を確認しましょう。見た目が似ていても、固まり方や粒の崩れ方が違う場合があります。
対応していない猫砂を使うと、においだけでなく掃除の手間も増えやすくなります。すのこの穴に細かい粒が残ると、汚れがたまり、時間がたってからまたにおいが気になることもあります。トイレ本体に合うものを選ぶことが、結果的ににおい対策につながります。
③ 粉立ちや飛び散りにくさも確認する
システムトイレの専用サンドは、粉立ちや飛び散りにくさも確認しておきたいポイントです。粉が舞いやすい猫砂は、補充や掃除のときに扱いにくく、トイレまわりに細かい汚れが残ることがあります。
また、飛び散った粒を放置すると、床に猫のオシッコの成分や細かな汚れが広がる場合があります。見た目には少量でも、部屋のにおいの原因になることがあるため、トイレまわりを軽く掃除できる環境にしておくと安心です。
粒が大きめのタイプは飛び散りにくい一方、猫によっては足ざわりが合わないこともあります。消臭力、飛び散りにくさ、猫の使いやすさを合わせて確認すると、失敗しにくくなります。
④ 香り付きは猫の反応を見ながら使う
香り付きの猫砂や専用サンドは、人間にはにおいが気になりにくく感じることがあります。ただ、猫にとっては香りが強すぎる場合があります。
猫は毎日トイレを使うため、砂の香りや足ざわりの変化に敏感なことがあります。急に香り付きへ変えたあと、トイレに入る回数が減った、すぐに出てくる、別の場所で排泄した場合は、猫に合っていない可能性があります。
強い香りでにおいを覆うより、においの元を残さない使い方を優先しましょう。猫砂全般の比較や候補を確認したい場合は、臭わない猫砂おすすめ10選|多頭飼いでも消臭力が高い人気商品を比較も参考になります。

猫のトイレシートのにおいを抑える交換頻度の考え方
システムトイレでは、シート交換のタイミングがにおいに大きく関係します。上の猫砂がきれいに見えても、下のシートに猫のオシッコがたまっていれば、においは出やすくなります。
ここでは、シートの交換頻度は、表示目安だけでなく、猫の頭数や尿の量、部屋の湿気に合わせて考えることが大切です。
| 使用状況 | 交換目安の考え方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1匹で使用 | 表示目安を基準にしつつ、においと湿りを確認 | 猫のオシッコの量が多い日は早めに見る |
| 多頭飼い | 表示目安より短めに確認 | 同じシートに負担が集中しやすい |
| 賃貸のワンルーム | においが広がる前に早めに交換 | 生活空間に近いため気づきやすい |
| 夏・湿気が多い時期 | 通常よりこまめに確認 | 湿気でにおいがこもりやすい |
| 来客前 | 当日または前日に状態を確認 | 部屋全体の印象に影響しやすい |
表はあくまで考え方です。最終的には、シートの状態、猫の使用回数、部屋のにおいを見ながら調整しましょう。
① 1匹でも使用量によって交換目安は変わる
シートの交換頻度は、猫の頭数だけで決まるわけではありません。1匹でも猫のオシッコの量が多い場合や、同じトイレをよく使う場合は、シートが早く湿ります。
商品パッケージの交換目安は参考になりますが、すべての家庭にそのまま当てはまるとは限りません。水をよく飲む猫、暑い時期、部屋の湿気が多い環境では、においが早く出ることがあります。
シートを交換するときは、色の広がり、湿り方、トレーを開けたときのにおいを見ましょう。まだ使えそうに見えても、ツンとしたにおいがする場合は交換した方が快適に保ちやすいです。
② 多頭飼いでは表示目安より早めに確認する
多頭飼いでは、システムトイレの使用回数が増えるため、シートが早く汚れやすくなります。2匹以上で同じトイレを使っている場合は、表示目安より早めに確認する意識が必要です。
例えば、1匹用の目安で数日使えるシートでも、複数の猫が使えば吸収量に早く近づきます。見た目にはまだ余裕があるように見えても、下段トレーの中に湿気がこもっていることがあります。
多頭飼いでは、トイレの数も見直しましょう。猫の頭数に対してトイレが少ないと、1か所に汚れが集中します。交換頻度を上げるだけでなく、猫が使いやすい数を用意することも、においを抑える助けになります。
③ においが出る前に交換する方が続けやすい
シートは、においが強くなってから交換するより、気になる前に替える方が管理しやすいです。においが部屋に広がってから対処すると、床やトイレ本体、ゴミ箱にもにおいが残りやすくなります。
特にワンルームや賃貸では、生活空間と猫のトイレが近くなりがちです。少しのにおいでも気になる場合は、表示目安よりも「自分の部屋で快適に過ごせるか」を基準にしましょう。
交換タイミングを忘れやすい場合は、曜日で決める方法もあります。例えば、週に2回確認日を作る、夏だけ交換間隔を短くするなど、続けやすいルールにすると無理なく管理できます。
④ シートの端やトレーの底もあわせて見る
シート交換のときは、シートだけを取り替えて終わりにしないことが大切です。シートの端から猫のオシッコが漏れていたり、トレーの底に汚れが残っていたりすると、交換してもにおいが残ります。
特に、猫が同じ場所に猫のオシッコをする場合、シートの一部だけが早く湿ることがあります。端に寄っている場合は、シートの向きや敷き方も確認しましょう。
トレーの底に湿りやぬめりがあるときは、軽く拭き取って乾かします。毎回丸洗いする必要はありませんが、汚れが見えたときにすぐ対応すると、においの蓄積を防ぎやすくなります。
猫砂を変える前に確認したい使い方の見直し
猫砂のにおいが気になると、すぐに新しい商品へ変えたくなるかもしれません。ただ、使い方が合っていないままだと、別の猫砂にしても同じ悩みが続く場合があります。
ここでは、猫砂を買い替える前に確認したいポイントを整理します。先に使い方を整えることで、必要な商品も選びやすくなります。
| 見直す項目 | やること | 優先度 |
|---|---|---|
| 砂の量 | すのこが見えすぎない量に整える | ★★★★☆ |
| シート確認 | 湿りやにおいを定期的に見る | ★★★★★ |
| すのこ掃除 | 裏側や穴まわりの汚れを確認する | ★★★★★ |
| 全部交換 | 決めたタイミングで砂を入れ替える | ★★★★☆ |
| 切り替え方法 | 新しい砂は少しずつ混ぜる | ★★★☆☆ |
この表の中では、シート確認とすのこ掃除の優先度が高いです。猫砂を変える前に、においの元が残っていないか見ておきましょう。
① 砂の量が少なすぎないか確認する
システムトイレの猫砂は、少なすぎるとにおいを受け止めにくくなります。猫が砂をかいたときにすのこがすぐ見える場合は、量が足りていない可能性があります。
砂が少ないと、猫のオシッコが同じ場所に集中したり、うんちのにおいが広がりやすくなったりします。また、猫が十分に砂をかけられないと、排泄後のにおいが残りやすくなります。
ただし、入れすぎにも注意が必要です。砂が多すぎると飛び散りが増え、床まわりの掃除が大変になることがあります。使っている本体の目安量を確認し、猫がかきやすく、掃除しやすい量に整えましょう。
② すのこ下のシートだけに頼りすぎない
システムトイレはシートが猫のオシッコを吸収してくれるため、掃除が楽に感じやすいです。ただ、シートだけに頼りすぎると、上段の砂やすのこに残った汚れを見落とすことがあります。
猫のオシッコは下へ通る仕組みでも、すべてがきれいに流れるわけではありません。砂の粒、すのこの穴、トレーの端には少しずつ汚れが残ることがあります。ここを放置すると、時間がたってからにおいが戻りやすくなります。
毎日の掃除では、うんちを取り除くことに加えて、砂の偏りや湿ったように見える部分を確認しましょう。定期的にすのこを持ち上げて、裏側やトレーの端を見る習慣をつけると安心です。
③ 全交換のタイミングを決めておく
専用サンドは、見た目が大きく汚れていなくても、使い続けるうちににおいが残ることがあります。そのため、継ぎ足しだけで長く使うのではなく、全交換のタイミングを決めておくことが大切です。
全交換の頻度は、商品や使用状況によって異なります。1匹か多頭飼いか、うんちの処理が早いか、部屋が湿気やすいかでも変わります。まずは商品の目安を確認し、自宅のにおい方に合わせて調整しましょう。
全交換のときは、猫砂を出すだけでなく、すのこやトレーの汚れも確認します。砂を新しくしても本体に汚れが残っていると、すぐににおいが戻ることがあります。猫砂と本体を同時に見直すことがポイントです。
④ 急に全量を変えず少しずつ慣らす
新しい猫砂に変えるときは、急に全量を入れ替えない方が安心です。猫はトイレ環境の変化に敏感なことがあり、香り、粒の大きさ、足ざわりが変わると使いにくく感じる場合があります。
まずは今まで使っていた砂に少量混ぜて、猫の様子を見ましょう。いつも通り使っているか、砂をかく様子に変化がないか、トイレの外で排泄していないかを確認します。
もし猫が嫌がる様子を見せる場合は、無理に続けないことも大切です。猫砂の使い方や交換頻度をさらに詳しく見直したい場合は、猫のトイレ砂が臭い原因は?交換頻度と選び方の見直し方を解説も参考になります。

賃貸のワンルームや多頭飼いでにおいを広げにくくする工夫
システムトイレのにおい対策は、猫砂やシートだけでなく、住環境にも左右されます。特にワンルーム、賃貸、多頭飼いでは、においが気になりやすい条件が重なりやすいです。
ただし、部屋全体のにおい対策を広く深掘りしすぎると、この記事のテーマから外れてしまいます。ここでは、システムトイレを使うときにすぐ確認できる工夫に絞って整理します。
① 賃貸のワンルームでは置き場所と換気をセットで考える
賃貸のワンルームでは、猫のトイレと生活空間が近くなりやすいです。そのため、システムトイレから少しにおいが出ただけでも、部屋全体に広がったように感じることがあります。
置き場所を考えるときは、人の動線だけでなく、空気の流れも見ましょう。窓や換気扇から遠い場所、湿気がこもる場所、部屋の隅はにおいが残りやすい場合があります。
ただし、換気しやすいからといって、猫が落ち着かない場所に置くのは避けたいところです。人通りが多すぎる場所や大きな音がする場所では、猫が使いにくくなることがあります。猫が安心して使える範囲で、空気がこもりにくい場所を選びましょう。
② 賃貸では床や壁ににおいを残さない工夫をする
賃貸では、猫のトイレまわりのにおいが床や壁に残らないようにしたいと考える人も多いです。システムトイレは下段で猫のオシッコを受け止めるため扱いやすいですが、飛び散った砂や汚れを放置すると、床まわりににおいが残ることがあります。
トイレの下に掃除しやすいマットを敷く、壁に近づけすぎない、周囲をこまめに拭ける配置にするなど、日常の掃除がしやすい形にしておきましょう。掃除しにくい場所に置くと、気づかないうちに汚れがたまりやすくなります。
また、防臭袋や密閉できるゴミ箱を使うと、使用済みシートや砂のにおい漏れを抑えやすくなります。ゴミを置く場所も、猫のトイレ本体と同じくらい確認しておきたいポイントです。
③ 多頭飼いではトイレ数と交換頻度を見直す
多頭飼いの場合、1つのシステムトイレに使用が集中すると、猫砂やシートが早く汚れます。においが強くなるだけでなく、猫同士で使いにくさを感じる場合もあります。
まずは、トイレ数が足りているかを確認しましょう。複数の猫が同じトイレばかり使う場合は、汚れの偏りが出やすくなります。トイレを増やす、置き場所を分ける、交換頻度を上げるなど、使用量に合わせた調整が必要です。
また、多頭飼いではうんちの処理も早めに行うと、部屋ににおいが広がりにくくなります。シートだけでなく、上段の砂や周囲の汚れもこまめに見ることで、においの蓄積を防ぎやすくなります。
システムトイレの猫砂選びで失敗しやすい注意点
システムトイレの猫砂選びでは、「臭わない」と感じやすい商品を探すだけでなく、猫が使い続けられるか、掃除しやすいか、本体に合っているかを見る必要があります。
ここでは、買い替え前に知っておきたい注意点を整理します。失敗しやすいポイントを先に知っておくと、商品選びの判断がしやすくなります。
① 口コミだけで選ばない
口コミや商品説明で「臭わない」と感じる猫砂を見つけると、すぐ試したくなるかもしれません。ただ、家庭によって猫の頭数、部屋の広さ、掃除頻度、使っているシステムトイレが違います。
ある家庭でにおいを抑えやすかった猫砂でも、自分の家で同じように使えるとは限りません。特に、ワンルームや多頭飼いでは使用条件が変わりやすいため、評判だけで判断しない方が安心です。
選ぶときは、消臭力、粒の大きさ、粉立ち、対応トイレ、交換頻度をセットで見ましょう。猫砂の種類や捨て方まで含めて整理したい場合は、猫砂の選び方完全ガイド|種類・消臭力・捨て方まで解説も確認しておくと選びやすくなります。
② 猫が嫌がる素材や香りを無理に使わない
人間にとって扱いやすい猫砂でも、猫が嫌がる場合があります。素材の足ざわり、粒の大きさ、香りの強さは、猫にとって大きな変化になることがあります。
新しい猫砂に変えたあと、猫がトイレに入るのをためらう、排泄後にすぐ飛び出す、別の場所で排泄するなどの変化があれば注意しましょう。猫砂が合っていない可能性があります。
におい対策は大切ですが、猫が安心して使えることが前提です。香りでにおいを隠すより、こまめな交換や掃除でにおいの元を減らす方が、猫にも飼い主にも続けやすい方法です。
③ 本体の汚れを猫砂の問題だけにしない
猫砂を変えてもにおいが残る場合、本体側に原因があることもあります。すのこ、トレー、フチ、スコップなどに汚れが残っていると、新しい砂を入れてもにおいが戻ります。
特にプラスチック部分に細かい傷があると、汚れが入り込みやすくなります。見た目はきれいでも、近くでにおいを感じる場合は、本体や付属品も確認しましょう。
ただし、毎回強い洗剤で洗う必要はありません。猫が使う場所なので、洗った後はしっかりすすぎ、乾かすことが大切です。乾燥不足もにおい戻りの原因になるため、洗うことと同じくらい乾かす時間も意識しましょう。
④ 商品を比較する前に使い方を見直す
猫砂の商品比較は便利ですが、今の使い方を整えてから見る方が失敗しにくいです。シート交換が遅れている、砂の量が少ない、トレーが汚れている状態では、どの猫砂を使ってもにおいが残る可能性があります。
まずは、交換頻度、砂の量、すのこやトレーの掃除、置き場所を確認しましょう。そのうえで、消臭力を重視するのか、飛び散りにくさを重視するのか、猫の足ざわりを優先するのかを決めます。
商品を選ぶときは、「今の悩みが何か」をはっきりさせることが大切です。においが気になるのか、掃除が大変なのか、猫が使いにくそうなのかによって、選ぶべき猫砂は変わります。
まとめ
システムトイレの猫砂が臭わない状態に近づけるには、猫砂だけでなく、シート交換、すのこやトレーの汚れ、砂の量、置き場所を合わせて見直すことが大切です。
専用サンドの消臭力だけに頼るのではなく、猫が使いやすいか、システムトイレ本体に合っているか、掃除を続けやすいかも確認しましょう。
- ✅ システムトイレのにおいは猫砂だけでなくシートやトレーにも原因があります
- ✅ 専用サンドは消臭力だけでなく猫の使いやすさも確認しましょう
- ✅ シート交換は表示目安だけでなく使用量や部屋の環境に合わせることが大切です
- ✅ 猫砂を変える前に砂の量、すのこ、トレー、全交換のタイミングを見直しましょう
- ✅ 解決しない場合は猫砂全般や本体掃除の見直しも必要です
システムトイレは、正しく使えば掃除の負担を減らしながら、におい対策もしやすい猫のトイレです。まずはシートとトレー、砂の量を確認し、必要に応じて猫砂の種類を見直していきましょう。


